NLPとは?

NLPとは、Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略称です。

別名「脳の取扱説明書」とも呼ばれる心理学で、1970年代のアメリカで心理学者のリチャード・バンドラーと言語学者のジョン・グリンダーによって開発された、考え方や行動するためのスキルです。

NLPは、『ことばの使い方』、『非言語の使い方』、そして『無意識の活用の仕方』を科学的に分析し体系化されています。
NLPを使うことで、人間の深層心理における行動(無意識行動)に働きかけ、表面的に表れてくる様々な行動や思考を変化させていきます。

一般的に、人間の無意識・意識の割合は、約9対1と言われています。
私達が呼吸をするのは、無意識によるものですし、私達が意識していなくても、目や耳などから入ってくる情報を処理したり、決断もしています。

人間は、五感(視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚)を通して、出来事や体験を認識し、言葉によって意味付けを行います。
そして記憶として定着させ、一定のパターンが出来上がります。
例えば、「私は○○が苦手」「これは絶対△△した方が正しい」、「あの人は◇◇だから苦手」など、無意識に自分の体験を基にした記憶から、自分のパターンを作ってしまうのです。

行動や感情、反応などは、最初は意識的に学習されるものの、いったん深く学習(プログラミング)されると、機械的に無意識のうちに生じるようになります。

 
 

美世子
美世子
みなさん、自転車に乗れるように練習し始めた頃を思い出してください。

その頃は、自転車を漕ぐために、たくさんのことを意識していたはずです。
 
バランスをとりながら、ペダルに乗せた足に力を入れて、前を見て漕ぎ続ける。

ですが、自転車に乗れるようになった人(学習した人)は、どうやったら自転車がこげるんだろう?と意識しながら乗っていません。機械的に、無意識に漕いでいます。

NLPは、人の思い込み、思考パターンや行動パターンは、実証済みの効果的な手法を用いることにより、潜在意識に働きかけ、望む成功やゴールに向かって、思考パターンや行動パターンを変えていくことができます。
その結果、自分がとらわれていた思考回路を変えたり、自分の本当の気持ちや他人の気持ちをもっと理解することができるのです。

他者とのコミュニケーション、内面の整理と人生の方向性探求、トラウマやコンプレックスの解消、セルフイメージの向上などに活かせるスキルです。

Prism(プリズム)では、NLPのスキルを使い、子どもの個性・特性に寄り添った子育て方法を見つけたり、親である大人が自分の気持ちに気づいて「どういった子育てをしたいのか」を考えるためのサポートをしています。

 

美世子
美世子
Prism(プリズム)では、この心理学(NLP)のエッセンスも加えた、コーチングをベースとしています。
コーチングが初めての方も興味のある方も体験セッションで変化を感じて頂ければと思います。